※写真は「トヨタグローバルニュースルーム」より転載
BEXは創業以来、技術力を活かして様々なメーカーのサポートを行ってきました。
その実績の1つを、実際の現場で活躍したスタッフのメッセージを添えてご紹介します。
〈 TOYOTAのコンセプトカー
「i-ROAD」の設計サポート 〉
都市をスマート&クリーンに駆け抜ける3輪式超小型EV
「i-ROAD」は、コンパクトなボディサイズによるバイク並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提供する超小型電気自動車(EV)である。第43回東京モーターショー2013に出展した「i-ROADコンセプトモデル」をベースに、今回のモニター用車両では利便性や視認性をさらに向上させるとともに、リア周りをより軽快感のあるデザインに改良。また、ワクワクした気持ちと高揚感で乗っていただけるよう全5色のカラーバリエーションを設定している。
- 2013/11
- 第43回東京モーターショー2013出展(i-ROADコンセプト)
- 2014/2
- スマートモビリティ向け社会に向けて、豊田市実証実験開始
BEXの担当業務
i-ROAD
サポート
搭載設計
MESSAGE BEXチームリーダーに聞く
自動車技術1部/第13設計室
N.M
これまでに無い新しいプロジェクト
BEXの担当は、「車両パッケージの検討」、「車両部品の搭載・設計」、「シェアリング部品の搭載・設計」でした。企画初期から参加させていただいたことでコンセプトや仕様を意識した開発というものを経験することが出来ました。特に今回の車両は私が今まで携わってきた乗用車とまったく異なる車両でしたので、基本構造も搭載もほぼ1から考えることが多く、物事の原理・原則に立ち返ることも多々あり、当たり前と思っていたことがどういう理由でそこに至ったのかを知る機会が多く、とても勉強になる毎日でした。
「悩みと決断」が、次へとつながる学びとなる
一番大変だったのは、とにかく短期開発だったということですが、委託元であるトヨタ自動車様の担当の方々の何をするのも否定ではなく肯定から入り前向きな議論で問題解決を進めて行くことと、我々に近い位置で一緒に悩んで仕事をして頂いたこと、そして何より、「ここぞ!」と言う時の決断力、こういったものが開発を進める原動力でした。そういうところには学ぶべきものが多く、こういう仕事を経験できたことがこれからのBEXに必要なものになると感じました。